誰もがバスケット=NBAと言えるほど世界的に有名なバスケットボールリーグ。
「マイケル・ジョーダン、レブロン・ジェームス」など有名な選手については知っている方は多いと思います。
しかし、NBAの試合は何試合やっている?などどうやってNBA優勝チームを決めているのか、シーズン期間はどのくらいなのかなどリーグの仕組みについて理解している人は少ないと思います。
よりNBAを好きになって頂くためにもNBAの仕組みを知って頂きたいと思います。
今回はNBAの年間試合数、ホーム&アウェイどっちのチームが先にホームなのか?などご紹介したいと思います。
NBAの仕組みは?
NBAは東/西カンファレンスに分かれていて、それぞれ15チームずつ計30チーム存在します。
そして各カンファレンスを3つのディビジョンに分け、5チームずつ所属しています。
NBAってそもそも何?という疑問には下記の記事を読んで頂ける良いかと思います。
NBAの試合は、「プレシーズン」、「レギュラーシーズン」、「プレーオフ」の3つに分類されます。
「プレシーズン」
NBA開幕前の練習試合のような位置付けです。勝敗は気にせずチームの戦略、また新加入選手のチームワーク力を図る為に行っています。
毎年10月はプレシーズンが各チーム数試合行われています。
「レギュラーシーズン」
毎年11月上旬に開幕し、翌年の4月中旬まで開催します。
試合は、対戦相手が同カンファレンス、同ディビジョンかで対戦数が異なります。
- 同じディビジョンの4チームとは4戦(HOME2、AWAY2)で計16試合
- 同カンファレンス、他ディビジョンの10チームの内
6チームと4試合(HOME2、 AWAY2)で計24試合
残りの4チームと3試合で計12試合(HOME/AWAY数は不明)
- 他のカンファレンスの15チームとは、2対戦(HOME1、AWAY1)し,合計30試合
各チームとも合計82試合行われている。
プレーオフの流れ、仕組みは?
プレーオフは4月中旬~6月中旬まで行われます。まずカンファレンスチャンピオンを選出する為、ノックアウト方式のトーナメントで先に4勝した方が勝利となります。
またプレーオフはレギュラーシーズンの順位によってシード順が決まり、1位と8位、2位と7位が対戦といった感じで対戦相手が決定します。
そしてカンファレンス優勝したチーム同士が優勝決定戦「NBAファイナル」に進出します。
こちらもノックアウト方式のトーナメントを行い、先に4勝した方が勝利となります。
プレーオフ進出チームは何で決まる?
レギュラーシーズンの結果より、プレーオフ進出チームを選出します。
プレーオフに進出できるのは、各カンファレンス8チームずつ。
- 各ディビジョンの優勝チーム 計3チーム
- ディビジョン優勝チームを除き、カンファレンス上位5チーム 計5チーム
※ディビジョン優勝すればカンファレンス9位以下でもプレーオフは進出できます。
イースト/ウエストカンファレンスを合わせた16チームでプレーオフを戦います。
プレーオフでHOME&AWAYアドバンテージはどっち?

プレーオフは先に4勝した方が勝ちになる為、3勝3敗で第7戦を行う可能性があります。
その場合、HOMEで4回試合できる方が有利になってしまいます。
スポーツにおいてホームアドバンテージがあるのは非常に有利とされていて、移動が無い事やファンの声援が選手たちの背中を後押してくれるなど目に見えない力が働くとされています。
このように第7戦で問題が出てくるので、「レギュラーシーズン」の勝率が高い方にHOMEアドバンテージを多く与えるとされています。また「NBAファイナル」でも勝率が高い方に与えられます。
カンファレンスファイナルまでは「HHAAHAH」の順で試合が行われます。
NBAファイナルでは「HHAAAHH」と順番が違います。これは、カンファレンスが変わると会場が遠くなる為、移動回数を減らす為です。
※H=HOME、A=AWAYの略
また勝率が同じだった場合は以下の順番で決まります。
- 直接対決の結果
- 他のカンファレンスチームに対する勝率
- 抽選
過去に抽選までもつれ込んだ事はあるのでしょうか?やっぱり最後は運任せになるみたいです。
まとめ
今回プレーオフの仕組みに関してご紹介しました。
「レギュラーシーズン」はあくまで8位までに入れれば問題なく、このプレーオフからがNBAの本番です。
各チームここからギアを上げてくるので見ていて非常に面白い試合が観れると思います。
NBAチャンピオンになる為にも、カンファレンス内では少ない試合数で勝ち上げる事が大切です。
「レギュラーシーズン」で圧倒的な力で勝利していても、プレーオフで勝ち上がるのは容易ではないです。
是非、NBAの事をより知った上でプレーオフ観戦をしてみてください。
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