NBAドラフト1位選手の活躍は?直近10年でスーパースターになった選手は?

NBA ドラフトNBAはバスケット世界最高峰のリーグなので、ドラフト上位で指名されたからと言って活躍できるほどあまい世界ではありません。

 

しかしドラフト1位指名受ける選手は即戦力を期待されているのである程度の活躍は見込める選手が選出されると思います。

そこで今回は2010年まで遡ってドラフト1指名を受けた選手の活躍ぶりをご紹介したいと思います。

NBA2010年ドラフト1位指名  

出典:Clutchpoints
 名前   ジョン・ウォール 
 生年月日   1990年9月6日 
 ポジション   PG 
 国   アメリカ合衆国 
 大学   ケンタッキー大学 
 ドラフトチーム   ワシントンウィザーズ 

 デビュー戦から14得点、9アシスト、3スティールと結果を出し、そこから3試合連続で9アシスト以上をマークしした。

デビュー戦から3連続で9アシスト以上を達成したのは、NBA史上2人目の快挙

しかし、3年目にはケガにより開幕から欠場が続き、チームは開幕12連敗。チームのエースとして成長していたウォールは批判を受けました。

 

翌年の2013-14シーズンでは、初めてオールスターゲームに選出。またチームも2013-14、2014-15シーズンとプレーオフに連続で出場を果たした。

そして2017年には、ウィザーズと4年で1億7000万ドルの大型契約を結んでいます。

 

しかし、翌年の2018年に左踵を負傷しそのシーズンは全休。ケガが回復してきた時に今度は左足のアキレス腱を断裂してしまい12か月間の離脱が確定している。 復帰は、早くて2020年春頃とされています。

2019年にウィザーズに加入した八村とはチームメイトになるので、2020年以降は特に楽しみなチームです。

 

 

NBA2011年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   カイリー・アービング 
 生年月日   1992年3月23日 
 ポジション   PG 
 国   アメリカ合衆国 
 大学   デューク大学 
 ドラフトチーム   クリーブランド・キャバリアーズ 

デビュー年の2011-12シーズンに「平均18.5得点、5.4アシスト、FG成功率46.9%、3ポイントシュート成功率39.9%」という好成績を収め、ルーキー・オブ・ザ・イヤーの投票では、120人中117人に1位票が入れられて選出されました。またルーキーでは唯一「NBAオール・ルーキー・ファーストチーム」にも満場一致で選ばれました。 

 

華々しいデビューを飾りましたが、翌年2012年には練習中に苛立ちから壁を殴り右手を骨折してしまうなど自分の感情を抑えられない一面もあります。

 

2014年には5年振りにレブロン・ジェームズの復帰、またミネソタ・ティンバーウルブズとのトレードでケビン・ラブが加入して「ビッグスリー」と呼ばれ、この年にカンファレンス優勝を果たしますが、プレーオフ第2戦のシカゴブルズ戦で左ひざを痛めてしまい、ゴールデンステート・ウォリアーズとのファイナル第1戦で傷めていた左膝の傷みを悪化させてしましました。

診断の結果膝蓋骨を骨折していたことが判明し、全治3~4ヶ月と診断され、ファイナル残り試合の出場が絶望となり、チームもファイナルも2勝4敗で力尽きた。しかし、翌年もNBAファイナルまで勝ち進み、球団史上初のNBA優勝を果たしました。

 

2017年夏に「アイザイア・トーマス、ジェー・クロウダー、アンテ・ジジッチ」の3選手とのトレードでボストン・セルティックスへ移籍しました。

しかし、アービングが3月に左膝の低侵襲手術で4、5か月かかると発表し、プレーオフには進出した物のカンファレンスファイナルへも進めず敗退。

 

2019年にはブルックリン・ネッツへ移籍。同時期にケビン・デュラントも移籍を発表しているが、2019-20年はケガで全休を発表している事から2020-21年からプレーするとされています。

また2016年開催のリオデジャネイロオリンピックに出場しており、先発PGとして金メダル獲得に貢献。同年にNBAチャンピオンとオリンピック金メダルを獲得したのは「マイケル・ジョーダン、スコッティ・ピッペン、レブロン・ジェームズ」に続く4人目となりました。

 

 

NBA2012年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   アンソニー・デイビス 
 生年月日   1993年3月11日 
 ポジション   PF 
 国   アメリカ合衆国 
 大学   ケンタッキー大学 
 ドラフトチーム   ホーネッツ(現ペリカンズ) 

2年目の2013年のNBAオールスターゲームのライジング・スターズ・チャレンジに選出され、以降2020年まで連続でオールスターへ出場。

2017年には地元スムージー・キング・センターで開催されたNBAオールスターゲームでは両チーム最多の52得点を記録し、MVPを獲得しました。

 

またチームとしては2015年に獅子奮迅の活躍でペリカンズを2011年以来のプレーオフ進出に導き、同年夏には、ペリカンズと5年1億4500万ドルで契約を延長しました。

 

2019年に以前から志願していたトレードが認められ、レイカーズにトレードで移籍しました。

トレード内容が「アンソニー・デイビス1人に対して、若手3選手+1巡目指名権3つ」と通常はあり得ないトレードとなりました。

しかしそこまでしてでもレイカーズに欲しいと思わせる実力があり、その結果2018-19年はプレーオフ進出を逃したチームが、2019-20年3月現在1位となっています。 

 

 

NBA2013年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   アンソニー・ベネット
 生年月日   1993年3月14日
 ポジション   PF 
 国   アメリカ合衆国 
 大学   ネバダ大学
 ドラフトチーム   クリーブランド・キャバリアーズ  

 カナダ人で初めてNBAドラフト全体1位指名を受けた選手。

しかし、思ったほどの活躍できずに1年でチームから放出され、「近年で最悪のドラフト1位選手」とも呼ばれています。

 

翌年2014年はミネソタ・ティンバーウルブスへ移籍し、キャリア最高の20得点記録するなど活躍したが、その後ケガなどもあり活躍できずにバイアウトで解雇された。

※バイアウトとは?

バイアウト (NBA)とは、アメリカ男子プロバスケットボールリーグのNBAにおけるチームとプレーヤー間のサラリー契約を契約完了前に早期解約すること。NBAバイアウトルールに準じて、1チームあたり、1年間の間で、1人のプレーヤーに限り行使することができる

 

その後、トロント・ラプターズ、ブルックリンネッツに移籍するもチャンスを生かせず、どちらも半年持たずに解雇されました。

しかし、トルコのフェネルバフチェ・ユンケルへ移籍してチームはユーロリーグを優勝。その後はまたアメリカに戻り、フェニックス・サンズトレーニングキャンプの契約を結んだが解雇され、その傘下チームのノーザンアリゾナ・サンズでプレーしているようです。

 

 

NBA2014年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   アンドリュー・ウィギンス
 生年月日   1995年2月23日
 ポジション   SF/SG
 国   カナダ
 大学   カンザス大学
 ドラフトチーム   クリーブランド・キャバリアーズ  

キャバリアーズに全体1位で指名されたが、ケビン・ラブとのトレードで1試合も出場することなくミネソタ・ティンバーウルブスへ移籍。

全体1位指名選手で試合に出ずにトレードされた選手は、1993年ドラフト全体1位指名のクリス・ウェバー以来2人目。

 

屈辱的なトレードとなったが、移籍したティンバーウルブスで大活躍し2014-15年シーズンの新人王を獲得。

2016年のレイカーズ戦で自己最高47得点を記録するなど結果を出しています。

その活躍もあり、ウルブズと2017年に5年1億4800万ドル(年俸:約32億円)で契約延長しました。

 

しかしこの年からあまりプレー面で成長がなく、また練習態度など目に余る物があると批判を受けるなど性格、メンタル面に問題があると言われているようです。

 

 

NBA2015年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   カール=アンソニー・タウンズ 
 生年月日   1995年11月15日
 ポジション   C
 国   ドミニカ共和国/アメリカ合衆国 
 大学   ケンタッキー大学
 ドラフトチーム   ミネソタ・ティンバーウルブズ 

入団した年の開幕戦から先発で出場し14得点、12リバウンドとデビュー戦でいきなりダブルダブルを達成。

その1シーズン安定した活躍を見せ、満票で新人王に選出されました。

 

翌年2016年には自身初のトリプル・ダブル達成やティム・ダンカン以来15年ぶり史上15人目となるシーズン2000得点・1000リバウンドを達成しました。

 

2017年にはオールスターに選出されスター選手の仲間入りを果たしました。

十分過ぎる活躍もあり、2018年にはウルブズと5年総額1億9000万ドル(年俸:約41億円)で契約を延長しています。

 

 

NBA2016年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   ベン・シモンズ
 生年月日   1996年7月20日
 ポジション   SF/PF
 国   オーストラリア
 大学   ルイジアナ州立大学
 ドラフトチーム   フィラデルフィア・セブンティシクサーズ  

入団当初、トレーニングキャンプ中に右第5中足骨基部骨折し、シーズン1年目を全休。

翌年2017年に1年越しのNBAデビューを果たすと、ワシントン・ウィザーズとの開幕戦でいきなり18得点10リバウンドとダブルダブルを達成。 また4戦目には21得点13リバウンド10アシストを記録し、自身初のトリプル・ダブルを達成。

 

2018年3月のニューヨーク・ニックス戦でオスカー・ロバートソン、マジック・ジョンソンに次ぐ、「ルーキーシーズンに1000得点、500リバウンド、500アシスト」を達成したNBA史上3人目の選手となりました。

またこの年に自身プレーオフ初のトリプル・ダブルとなる17得点、13リバウンド、10アシストを記録。

ルーキーがプレーオフでトリプル・ダブルを記録するのは、1980年のマジックジョンソン以来の達成となりました。またその年の新人王を獲得

 

2018-19年にはポイントガードとして初めてオールスターに選ばれました。

また同年、5年1億7000万ドル(年俸:36億7200万円)で契約延長しています。まだ23歳と若く、数年後どこまで成長しているのか楽しみな選手です。

 

 

NBA2017年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   マーケル・フルツ
 生年月日   1998年5月29日
 ポジション   PG
 国   アメリカ合衆国
 大学   ワシントン大学
 ドラフトチーム   フィラデルフィア・セブンティシクサーズ  

入団当初、シーズンキャンプ時に右肩を負傷し復帰までに5か月と大きく出遅れたが、試合に出場すれば大活躍。

同年4月11日の76ersが130-95で勝利したミルウォーキー・バックス戦では、キャリア初のとなるトリプル・ダブル(13得点、10リバウンド、10アシスト)を記録しました。

これはNBA史上最年少(19歳と317日)でのトリプル・ダブル達成ともなりました。

 

2018年はティンバーウルブズとのトレードによりジミー・バトラーが加入した事でスターターの座を奪われてしまいました。しかも、胸郭出口症候群という病気を患ってしまい、現在は無期限離脱となっています。

 

 

NBA2018年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   ディアンドレ・エイトン 
 生年月日   1998年5月29日
 ポジション   PF/C
 国   バハマ
 大学   アリゾナ大学
 ドラフトチーム   フェニックス・サンズ  

フェニックス・サンズに全体1位で指名されましたが、サンズの50年のチームの歴史の中で、1位指名を獲得したのはエイトンが初

開幕戦からスターターで出場し、18得点、10リバウンドでダブルダブルを達成するなど将来を期待させる活躍をしています。

 

216cm、113kgの巨体でありながら、身体能力も高くスキルでも他の選手を圧倒出来るのでよくアンソニー・デイビスと比較されています。

 

 

NBA2019年ドラフト1位指名  

出典:CLUTCHPOINTS
 名前   ザイオン・ウィリアムソン 
 生年月日   2000年7月6日
 ポジション   SF/PF
 国   アメリカ合衆国
 大学   デューク大学
 ドラフトチーム   ニューオーリンズ・ペリカンズ  

彼はNBA入りする前からダンクした際にリングを破壊したり、試合中に履いていたナイキのバスケットシューズが壊れたりと何かと注目されていた選手です。

 

その為、破壊王というイメージですが実力も飛び抜けており、プレシーズンマッチから20得点以上取るなどチームの中心として活躍。

しかし、そのプレシーズンマッチ中に右ひざの半月板を損傷し、開幕から数か月間は欠場。しかし、復帰後はルーキーとは思えない活躍でチームを牽引しています。

 

今後も怪我無くプレー出来れば、NBAトップ選手になる逸材と言われていますが、屈強な肉体を持つあまり、身長に対して体重が重く今後もケガが懸念されてます。

 

 

まとめ

NBAに同じく全体1位で指名された選手でもその後の活躍ぶりは天と地ほどの差があります。

 

度重なるケガで思うような活躍ができない選手もいれば、ルーキーイヤーからチームの中心選手として大活躍する選手もいます。

ケガをしないことも一流選手の条件なのですが、不運なケガもあり実力だけではNBAに生き残ることができないとも思います。

 

しかし、2010年ジョン・ウォール 、2011年カイリー・アービング、2012年アンソニー・デイビスは、今やNBAを代表する選手になっている事を考えると、入団から5年後どれだけ成長・活躍できているかが重要になっています。

 

狭き門とされているNBA入りを果たしても活躍できるとは限らない。改めてNBAで活躍しスター選手になるのは難しいと痛感しました。

 

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