NBAファイナルが6月上旬に終了すると下旬にはドラフトが開催されます。
毎年、未来のスーパースターを見る事ができ、どんな選手がここから飛躍するのか楽しみでしかありません。
日本人ではNBAドラフト初の1巡目全体9位指名を受けてウィザーズに「八村 塁」が選出され大きな話題となりました。
しかし、NBA開幕は毎年11月開幕となるのでドラフトで加入した選手のプレーを見るのはまだまだ先になってしまいます。
ですが、7月上旬からは「サマーリーグ」が開幕します。基本的には全てのドラフト選手が参加するとされています。
そこで、そのサマーリーグがどんな大会なのか、どこで開催されるのかなどご紹介したいと思います。
サマーリーグとは?

NBAのシーズンオフに行われるトーナメント戦で「ラスベガスサマーリーグとオーランドサマーリーグ」の2つに分かれて行われます。
一般的には「新人、控えの選手、NBA実績のない選手」をチームがどう使うか、契約するかどうかなどを見極めるとを目的となっています。
日本からもBリーグの選手が招待され参加する場合もあります。また元NBAプレーヤーが、海外やGリーグからNBAに戻る為にアピールする場でもあります。
サマーリーグは「ラスベガス、オーランド」2拠点で開催されます。
リーグの序盤はリーグ戦を行い、リーグ戦の勝敗に応じて順位を決めます。その後に決勝トーナメントが行われ、その年の優勝チームが決定します。
サマーリーグ自体は、10日前後で終了となりますが、各チーム5~7試合ほど対戦するのでハードなスケジュールとなっています。
サマーリーグを開催する目的は?
まずはドラフト選手の力をはかる場所という事があります。
ドラフトに選出されていない選手などサマーリーグに招待し新たな戦力になる選手を見極める場所としても活用されています。
また選手にとっては自分のアピールが第一優先なので個人プレーに走る選手もいますが、周りを生かす事も十分評価されているのでチームとして勝つ事が優先しています。
しかし、日本人の場合は、遠慮がちな選手が多いので多少自己中心的なプレーくらいがちょうどいいかもしれません。
そもそも練習の時からある程度アピールしていないとあまりプレータイムをもらえず、最後に数分出場して終わる事もよくあるので練習から手を抜かずアピールする必要があります。
またサマーリーグに参加したが招待チームと契約できない場合も数多くありますが、招待チーム以外と契約する場合もあるので1つ1つのプレーがとても大事になってきます。
日本人で参加した選手は?

これまでに「田臥勇太、川村卓也、竹内公輔、富樫勇樹」など日本人も数名がサマーリーグに招待されてきたが、NBA出場まで繋がった選手は「田臥勇太、渡辺雄太」の2人だけ。
サマーリーグに参加したとしても、そこでインパクトが残せなければNBAへの道は途絶えてしまいます。
それだけ狭き門となっています。
しかし、2019年にはサマーリーグへ4人も参加しており、今後この勢いで招待されればNBA選手になる人が続々誕生するかもしれませんね。
まとめ
サマーリーグはリーグと言っても10日間前後の練習試合のようなものですが、アピールの場であるのでシーズン中とはまた違った面白さがあると思います。
近年、日本人選手が参加しているので注目している選手がいる方はぜひチェックしてみてください。
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